11月21日(金),本校で文化庁による子供の育成事業として人形劇「ピノキオ」の巡回公演が開催されました。公演をしてくださったのは名古屋を拠点に活動されている人形劇団「むすび座」の方々です。
この事業は,子どもたちの発想力やコミュニケーション力を育てるために行われていることもあり,ただ鑑賞するだけではなく,実際に劇を演じる体験活動が含まれています。本校の5・6年生も9月に劇団の方から指導を受け,本番で使う人形を作ったり,劇の中の動きを練習したりして,本番に臨みました。
本番では,舞台に注目していた下級生たちの後ろから突然5・6年生が掛け声をあげて舞台に踊り出し,みんなをびっくりさせていました。練習の成果を見事に見せ,とっても上手に演技していました。
公演自体も,子どもたちの視線をくぎ付けにするすばらしいもので,物語の世界に入り込み涙を流す子もいるほどでした。なかなか舞台演劇に接することのない子どもたちにとってとても良い経験ができた一日でした。
今日の6校時,保護者の方の協力をもらって4~6年生の児童が,学校の「海の子農園」で,町の特産品のじゃがいも植えの体験学習をしました。
校長先生から「伝統として続いているじゃがいもの栽培活動を皆さんもしっかり受け継いでください。」という励ましをいただいた後,保護者からの説明を聞いて,早速植え付け活動の開始。
植える間隔は15cmくらいで芽を上に向けてという注意を受け,指を広げて15cmを図りながらじゃがいもを並べていく子どもたち。機械化が進み,各家庭では手作業で取り組むこともなくなっているので,いつもよりも手間はかかりますが,農作業の大変さを学ぶにはもってこいの学習となりました。
年が明けた2月には収穫作業となります。たくさんのじゃがいもができているといいですね。
9月28日(日)に,町の相撲大会が開催されました。本校からは,6年生,5年生,4年生の学年を基本にしたA,B,Cの3チームが出場しました。9月の始めからこの日に向けて週2回のペースで練習を重ねてきた子どもたち。練習中のチームメートとの対戦で負けて,何度涙を流したか知れません。
この日は,学年関係なしの抽選で試合が決まります。当然のことながら,4年生といえど6年生を相手に試合をする覚悟がなければなりません。体格が一回りもふたまわりも違う相手チームの6年生に果敢に向かっていくCチーム4年生の姿がとても印象的でした。その中でも6年生を倒す試合もあって拍手喝采を浴びた試合もありした。
そして,5年生,6年生の2チームが予選を2戦全勝で突破し,決勝トーナメントへ進出。5年生のBチームは,おしくも1回戦で負けてしまいましたが,6年生のAチームは順当に勝ち進み決勝までコマを進めました。残念ながら,決勝戦では破れてしまいましたが,見事な準優勝でした。応援に来られた保護者や祖父母たちも大喜びでした。