2日,月曜日に6年生の国語の研究授業が実施されました。
本校では「確かな読み」と「いきいきとした表現」をテーマに,国語科の研究を進めています。今回は,6年生が宮沢賢治の「やまなし」を教材に“自分の感じたことを朗読で表現しよう”という目標で,授業を実施しました。自分で選んだ教材文の1場面から読みとったことや作品の主題,宮沢賢治の理想などをもとに,自分の感じたことを朗読として,どう表現するか,とても難しい学習内容でした。子どもたちは,個で朗読の仕方やそうしようと思った根拠をワークシートに書き込み,ペアの友達と意見を交流して朗読の練習をしました。最後は,代表の児童が発表して終わりましたが,それぞれが内容をしっかり読みこみ表現するのは,とても大変だなと思いました。こんな授業が6年生で展開できるように,「1年生からの積み上げをしっかりしていかないといけない。」と,みんなで確認するよい機会となりました。
今日は,子どもたちの祖父母や地域のおじいさん・おばあさんを招待して「ふれあい交流会」が実施されました。初めに1年生が歓迎のあいさつをして始まりました。2~4年生の音楽発表やおじいさん・おばあさんへのクイズなどをした後は,お待ちかねの“昔の遊びタイム”。おじいさん・おばあさんを引っ張って,独楽や羽つき,お手玉,おはじき,だるま落とし,かるたなど,体育館に並べられた昔の遊び道具を持って,思い思いの場所で楽しんでいました。しかし,毎年この時期にしかさわらないおもちゃに子どもたちはずいぶんてこずっていました。かたや,おじいさん・おばあさん。童心に帰って熱中する姿が・・・。最後は,恒例の感謝を込めた肩たたきで締めくくりました。楽しい交流会となりました。来年も来てくださいね。
今朝は月1回の「音楽集会」が実施されました。多目的ホールに集まった全校児童65名は,まず,明後日の「ふれあい交流会」で,おじいさん・おばあさんたちと一緒に歌う「まっかな秋」の2部合唱の練習をしました。5・6年生の低音部が,1~4年生のメロディとうまく重なってとてもきれいでした。次は,今月の歌「赤おにと青おにのタンゴ」,こちらは,タンゴのリズムに乗って元気に歌います。でも,裏声を上手に使って歌わなければいけませんので,ちょっと難しいのですが,1か月間の練習の成果がしっかり出ていましたよ。最後は5年生の「こげよマイケル」の3部合唱発表です。伴奏なしのアカペラでしたが,きれいなハーモニーに,下級生もうっとりしていました。
10月17日から開催される2年に1回の造形美術展の児童作品が完成しました。今回の作品は「わたしはアーティスト」と題して,クラスごとに不要品として持ち込まれた木材やペットボトル,鍋などを思い思いにくっつけて作品としました。できあがったものを白のペンキで塗り,濃紺のボードの上に並べ,コントラストも楽しむ工夫をしています。
子どもたちは,”〇〇を作る”という意図を持たず,友達と「あーだ,こーだ」といいながら,ただただ好きなようにものをくっつけていく活動を十分に楽しんで制作していました。今回は,完成を以て学習の目標は達成したとしていますが,できれば,前回に引き続き賞をもらえたらなと秘かに願っています。
11月15日までは,町の太陽の里公園で展示されていると思いますので,ぜひご覧になられてください。他の学校,PTA,公民館の力作もずらりです。きっと感動されると思いますよ。
10月4日の運動会で発表する「棒踊り」の練習がありました。4年生以上の子どもたちが発表するのですが,人数の調整のため3年生からも5人の子どもたちが参加しました。子どもたちは,それぞれの集落で,8月8日の「御八日踊り」に向けて練習をしてきていますので,ある程度は踊りを覚えていますが,組み合わせのメンバー(6人一組)や自分の立ち位置によって,動きに違いがあるので,その部分を確認しながらの練習をしました。
地域から,唄者の方と育成会長さん方の4名が指導に来て下さり,子どもたちの踊りや声の出し方等について指導していただきました。子供たちは,緊張した面持ちではありましたが,最後には合格点をもらい本番が楽しみになりました。